やっと住処が決まりましたよ、岐阜の山奥のそのまた奥で。


インド・ネパールから帰国して約二ヶ月が経ちました。


みなさんご無沙汰してます。岐阜の片田舎で“大人の基地探し”をしていた@Flowshaです。ようやく住処が決まり、半月ほど前から移住しここ最近は開墾してました(笑)少しづつ落ち着いてきたので近況をご報告します。


場所は岐阜県揖斐郡のとある山奥の元貸し別荘。築20年の物件ですが完成した時にオーナーが体調を崩され、その後誰にも貸す事なく放置されていた山小屋です。それでも7年前までは清掃・管理されていたそうですがその後は完全放置。建物を覆ってしまいそうなほど伸び放題な周辺の雑草に、埃と虫の死骸や糞まみれの室内。それでも木のいい香りが今もなお漂う、まだ誰も住んだ事のない新築の素敵空間です。


居候させて頂いていた相方さんの実家から毎日通い、一週間以上かけて徹底的に掃除。仕上げに床に蜜蝋ワックスをかけて20年ぶりに新築物件として生まれ変わりました。



山奥のまた奥という立地で水は200mほど上手にある湧き水をホースでひいてきていて、飲み水はもちろん、風呂もトイレもすべて天然水仕様で水道代はタダです。


日本でも猛暑で有名な岐阜県ですがここまで登ってくるとエアコンも扇風機もいりません。むしろ明け方は肌寒く、真夏の今でも冬用の布団を使っています。


最寄りのコンビニは車で30分、人の住む集落も数キロ下らないとありません。マジで山ん中です。


僕の生きていく絶対条件であるインターネットもエリア的にケーブルテレビの一択でしたが、100mほど下ったところまでしか線がきていなかったのでなんとか工事して頂き、おかげさまで今は無事ブロードバンド生活です。


こんな山生活ですが、さすが日本というべきかamazon様というべきか、ネットで買い物すると2日後には届くんですね~。本当に有難いです。


先日ようやく冷蔵庫も届いたので里に下りて大量に食料を買ってきました。なかなか気軽に下山できないのでこれからはちょっとずつ自給自足生活に向けて進んで行こうと思っています。


最後に、本当に僕らには大満足の物件ですが一つだけ致命的なことがあります。


冬場、この辺りは積雪1~2mの豪雪地帯なのですが、山の上過ぎて除雪車が入らないため家周りは通行止め。外出も帰宅もできません!


ということなので当初の予定通り、冬場は南インド・ケララに戻ります。日本の山生活にインドの海生活、結果的にいいバランスです(笑)


ではこれから家具から畑まで出来る限り自作していきます。その都度ブログ更新できるようがんばりますので今後とも当ブログをよろしくお願い致します。