古いビニールレザーの食堂椅子を余った木っ端でリメイクしてみた


みなさんメリークリスマス帰宅難民のボクです (真顔

前回からかなり時間が空いてしまいましたが、リアルタイムでは先日の爆弾低気圧の影響で我が家周辺には1メートル以上の積雪があり、除雪車が入らないために家に帰ることができず、この間ずっと相方さんのご実家で居候させて頂いております。来年一月中旬インドへ逃避行する予定の筆者&相方さんですが、それまでに雪が解けることはほぼ絶望的なので、あの家にはインドから戻る来春まで帰宅できないでしょう(遠い目

そんなわけでWiFi環境を失ってしまった筆者は今、岐阜県のとあるショッピングモール内のカフェで今回の記事を書いています。さて今回ご紹介するのはイスです。我が家には立派なカウンターがありますが、カウンター席はありません。イスがないとカウンターはどうなるでしょうか?我が家の場合、完全にモノ置きと化しています。せっかくの備え付けカウンターを本来の使い方で使ってあげたい!そんなわけで今回もインスピレーションを求め、大家さんの倉庫を訪ねてきました。





倉庫に入ってすぐのところにうず高く積まれたビニールレザーのイス群を発見。これは当時食堂で使われていたモノだと思いますが、今回はこのイスと、





これまでいろんなモノを作った際に出た木っ端でリメイクしていきます。




今回はリメイクといってもビニールレザーを取っ払い、フレームを黒く塗って、適当なサイズにカット&サンダー掛けした木っ端をビス留めして、仕上げに蜜蝋ワックスを塗りこんだだけのシンプルな作業でしたが、





最終的に3つのイスが出来上がりました。





一つ目は、以前ご紹介した昭和レトロな食器棚を作った際に天板として使った端材を使いました。端が斜めにカットされているのは元々の造形で、アシンメトリーな手作り感が気に入ってあえてこの場所を狙って切り出しました。






二つ目は座面にあたる木材の幅が足りず、違う種類の端材を2列並べて作りました。そのままでは強度的に不十分だったので裏面に補強材をあてがいました。







三つ目は背もたれを2パーツにわけてみました。あえて長さや角度を測らずラフにカットし、取り付けも平行さを意識せずとにかくラフさをテーマに作ってみました。板材を二つに分けたことでビス留めがそれぞれ左右一箇所ずつになってしまったので、適当な木っ端を渡して補強しました。






というわけで、我が家のカウンターにもようやくイスが並び、本来のカタチになりました。室内が木で覆われているので、木製のプロダクトはインテリア的に調和しますね。





今回は今までいろんなものを作った際にでた端材(木っ端)を利用して、比較的カンタンな作業で部屋の雰囲気に調和した味のあるイスが出来上がりました。毎度感じることですが、一見使い道のなさそうなモノにちょっとしたアイデア手間をかけ、新たな価値を吹き込む作業はとても楽しく、充実した気持ちにさせてもらえます。

これからも工夫して生きる。をテーマに筆者の素人DIYライフは続いていきそうです。

(本文おわり)


世間ではDIY女子なる人たちも増えてきてるみたいっすね〜

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